さそり座アンタレス周辺

キヤノン EOS KissDigital(IRカットフィルター除去)
キヤノン EF70−200F4L USM
ISO800 126mm F4
15分×2枚コンポジット
アスコ SX-260P赤道儀にて追尾
2010年5月撮影

2010年初撮影。4月は季節外れの大雪など天候不順に加えて花粉症(?)の具合が「大変に!」悪くて夜更かしする気にとてもならなかったので、いつもの年よりひと月後れで撮影再開です。当日の日中山歩きして、ちょっとつかれて少し早くに休んだところ目が覚めたら1時半過ぎ。外を見たらブン抜けていたので、カメラとレンズを持って観測室へ。2時半には月が昇り、3時には薄明。アンタレスの高度は我が家からだと正中前ははるか離れた郡山市の街明かりが写ってしまうため、正中過ぎを狙います。それでもちょっとカブッていますが。福島市の明かりは深夜になるとぜんぜん問題にならないんですけどね。・・にしても淡くて難しい対象。同じような高度にあるM8やM20は明るさがあるので比較的かんたんに見栄えよく写るのですが。「全天一カラフルな」といわれるこの領域、天頂付近まで上がる南半球で撮影されたものなんかはすばらしくきれいなんですが、南半球の写真家には、北半球ではアンドロメダ銀河が天頂に来ることがうらやましいことなのだそうで。

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